ケサディージャについて
拝啓、日本の皆さまいかがお過ごしでせうか?メキシコに住んでる城太郎です。
今回はQuesadilla(ケサディージャ)って言うメキシコの食べ物について書いてみます。
城太郎はメキシコに永住者として定住している状況下ですから日本の事に関しては浦島太郎さん的な感じに成っちゃって良く知らないんです。
いつ頃から日本にタコスというメキシカンフーズが紹介されたのかと言う事は城太郎は浦島太郎さん状態だから良く知らないんです。
ニューヨークのタコベルが日本に進出したらしいんですけどそれからタコスと言う食べ物が日本の人に広く知られるように成って認知されるように成ったのではないか?🤔って城太郎は思うんです。
城太郎は日本のタコベルでタコスを食べた事は無いんですけどもニューヨークの14番街のタコベルのタコスは小麦粉から作ったトルティージャを使ってましたから日本のタコベルがニューヨークスタイルだと仮定しますとメキシコのタコスとは少し違うと思うんです。
↑このお姉さんが食べてるタコスのトルティージャは玉蜀黍から作ったトルティージャです。
Arina(アリーナ👉小麦粉)から作ったトルティージャは色が白いんですけど玉蜀黍から作ったトルティージャは黄色っぽい色をしてます。
メキシコ人が食べるタコスは玉蜀黍(とうもろこし)から作ったトルティージャを使ってますからもっと濃い味なんです。
まあニューヨークタイプのライトスタイルのタコスだとしても城太郎は日本でもタコスと言う食べ物がかなり認知されて来たと言う気がするんです。
城太郎にとっては日本は生まれた祖国でメキシコが今の祖国なんです。
城太郎はメキシコにずっと住んでメキシコで死ぬ訳ですから今の城太郎にとってはメキシコがPatria(祖国)なんです。
城太郎はバイクのメカにはけっこう詳しいんですけどパソコンだとか携帯電話と言う物が苦手なじじいでしたから長い間インターネットと言う物が出来なかったんです。
今を去ること6年前の2018年に城太郎は遂に一念発起してパソコンをマステルしたんです。
それで日本の事を色々と知りたくてパソコンで観てましたら日本でタコスだとかブリトーなんかを売ってるお店があって地方の都市にまでメキシカンレストランとかタコバーみたいな所が出来てると言う事を知ったんです。
メキシコ料理&飲み屋(?)みたいなお店でコロナビールとかテカテとかビクトリアなんかのcerveza mexicana(セルベーサ・メヒカーナ)を出して乾き物のツマミとしてナチョスとかを出すお店があると言う事を城太郎は知ったんです。
それで色々と城太郎は日本のタコス状況をネットで見てたんですけどケサディージャは日本ではまだあまり知られてないみたいなのでケサディージャが好きな城太郎がブログに書いてみる事にしたんです。
メキシコのタコスは玉蜀黍(とうもろこし🌽)から作ったトルティージャを使ったオーセンティックスタイルのメキシカンタコスなんです。
このタコスはメキシコ人は子どもの頃から食べてますからそう言う味覚にアジャストしてるんですけど玉蜀黍のトルティージャを使った本場のタコスを食べた事がない外国人には(個人差はありますけど)カビ臭い味がして吐きそうに成ってしまうような味なんです。
だからメキシコのオーセンティックなタコスは味を受け入れて美味しいと感じるまで時間が掛かるんです。
アジアのエスニック料理とかを色々食べたりして味覚のストライクゾーンが広い人だとまた違うんでしょうけど日本食以外の洋食はデニーズのハンバーグライスと喫茶店のスパゲティナポリタンくらいしか食べないようなストライクゾーンが狭い人はスペインのパエージャも不味くて食べられないしメキシコのタコスも駄目だと思うんです。
Quesadilla(ケサディージャ)って言うのはトルティージャを油で揚げたり鉄板で焼いたりした物の中にタコスの中に入れるおかずを挟んだ物なんです。
つまり『揚げタコス』とか『焼きタコス』みたいな感じの物なんです。
玉蜀黍のトルティージャを油で揚げたり鉄板で焼く事に拠ってタコスのカビ臭さが無くなるんです。
これは初めて食べる旅行者の人にも合う味だと城太郎は思うんです。
城太郎が初めてメキシコに来たばかりの頃なんですけどタコスを初めて食べた時に今まで経験した事が無いカビ臭い感じの味に城太郎は吐きそうに成っちゃったんです。
城太郎は食べ物を作ってくれた人への礼儀と言う事の他に食べ物を粗末にする事は良くないと言う気持ちを持ってるので出された食べ物は残さないで食べると言う自分なりの決め事を昔から持ってるんです。
アフリカとかの貧しい国で食べ物がなくて死んでる子どもたちが居る訳ですから城太郎が食べ物を粗末にしたらその人たちの命に対しても失礼な事だと思うんです。
それで城太郎はコーラで流し込んで出された6枚のタコスを何とか食べたんですけどけっこうキツかったんです。
今では城太郎もタコスを食べるんですけど最初の内は駄目だったんです。
ケサディージャの場合はエルミータのビリヤード場だったかナティビダスのビリヤード場だったか忘れちゃったんですけど城太郎と勝負して1勝1敗だったんですけどゲームしたあとに仲良く成った対戦相手の中学校だか小学校の体育教師のロベルトって言う若者が「ケサディージャ食べた事あるかい?」って訊いて来たから「まだ食べた事がない」って城太郎が言ったらその若者が奢ってくれたんです。
タコスのカビ臭さがなくて外の皮がパリパリしていて中のじゃがいもとチレが美味しくて(美味いなコレは🤔)って城太郎は思ったんです。
「どうだ?どう思う?」って訊かれたから「コレ美味いなあ」って言ったらあと2つケサディージャを奢ってくれたんです。
城太郎はケサディージャがビールに合うと思ったからお返しにビールは城太郎が払う事にしてロベルトの分と城太郎の分と2本ビールを買って2人でケサディージャをツマミにしてビールを飲んだんです。
サンドイッチみたいな軽食のご飯としても美味しいんですけどケサディージャのパリッとした食感がビールのツマミにも成るんです。
城太郎はビールのツマミにケサディージャを食べる時はpapas con lajas chileってスペイン語で言うんですけどケサディージャの中のおかずをじゃがいもを擂りつぶした物とハラペーニョのチレをスライスして油で揚げた物にしてケサディージャの外側に塩を振って食べるんです。
タコスを食べる時は軽食として食べるから城太郎は中のおかずに肉類を入れたりするんですけどビールを飲む時にツマミとして食べるケサディージャの場合は肉を入れないでパパス(じゃがいも)とチレのおかずにして外の皮に塩を振って食べるんです。
メキシコ人は家で食べる時にはタコスもケサディージャも両方食べるんですけど家の外だとあまりタコスを食べないんです。
そもそもタコスの屋台と言う物が城太郎が住んでる町みたいな下町には無いんです。
全部ケサディージャの屋台なんです。
これは何故かと言うとタコスの方が割高に成るからなんです。
タコスは小さいから通常6枚くらい食べないとお腹が膨らまないんです。
城太郎が住んでる町にはタコスの屋台がないから良く判らないんですけど仮にタコスの屋台があったとしたら1枚10ペソくらいだと思うんです。
それを6枚食べたら60ペソなんです。
城太郎が住んでる町のケサディージャの値段が1個14ペソくらいなんですけどもケサディージャは大きさが大きいから2つ食べたらお腹が膨らむんです。
2つケサディージャを食べても28ペソなんです。
メキシコシティの屋台の件数を比べるとたぶんケサディージャの屋台が7割くらいでタコスの屋台が3割くらいだと城太郎は思うんです。
タコスの屋台は中流の地区のメトロの駅前とかソナ・ローサみたいな繁華街とかピラミッドとかがあって外国人観光客が来るような観光地とかにはあるんですけど貧しい庶民が住んでる下町にはタコスの屋台は無いんです。
ケサディージャ、美味しいです。
もしメキシコに旅行する事があったら騙されたと思って食べて見てください。
この女の子が食べてるのはケサディージャです。
このケサディージャは緑色をしてます。
これは何故かと言うと青い色の玉蜀黍があるそうなんですけど青い玉蜀黍から作ったトルティージャを使うと緑色のケサディージャに成るらしいんです。
安売り地区のテピートの屋台です。
ここもテピートの中にある屋台です。
城太郎の家の近所のケサディージャの屋台のお店です。
このお姉さんが作ってるのは普通の黄色い色のケサディージャです。
このお姉さんが作っているケサディージャは油で揚げるケサディージャです。
これも緑色のケサディージャです。
このお姉さんが作ってるのは鉄板で焼くケサディージャです。
このお姉さんが食べてるのはタコスです。
このお兄さんが食べてるのもタコスです。
タコスの屋台です。
タコスは小さいんです。このお店のタコスは大きい方です。
もっと小さいトルティージャを使ってるお店も多いです。
ケサディージャの屋台です。
城太郎が住んでる町の隣町のタコスの屋台です。