下町のtiroteo (発砲事件)について (3)
城太郎はアメブロさんでもブログを書いてるんです。
『メキシコなあなあイズム』って言うブログなんですけどそっちのブログは長文なので短縮版のブログをはてなブログさんの方で始めたんです。
今回の発砲事件についてのブログは城太郎の甥っ子のチノことホルヘが撃たれて死んだ事件の事や城太郎が住んでる道の隣のストリートで2日連続で発砲事件があって2日目の事件は殺人事件に成ったと言う事やその2件の事件を含めて町内で5日連続で発砲事件があったと言う事なので内容が多いから書ききれないので続き物の形式にしたんです。
先ずホルヘの事から最初に書くとホルヘの髪の毛が天パーなのでチノ(天パー頭)って言う仇名で呼んでいたから僕たちはチノが死ぬまでチノの本名がホルヘだと言う事を知らなかったんです。
チノは前回のブログに書いたラファの兄貴なんですけどこいつらの親父のラファエルって言う奴が城太郎のお姑さまのローサの妹のマルタの息子だから城太郎にとってはこの人たちは甥っ子と言う関係性なんです。
籍は入れてなくて事実婚なんですけどそのラファエルが結婚した相手って言うのがアラセリ姐さんて言う人で殺人事件が多くて粗い土地柄として有名なエカテペックの人だったんです。
それでチノとかラファとか妹のマジャなんかはエカテペック育ちだから少し粗い感じなんです。
チノは週の4日を僕たちが住んでる町で過ごしてあとの3日をエカテペックの実家で過ごすと言う2重生活をしてたんですけどエカテペックの地元の方で何らかのトラブルに巻き込まれて何年か前に撃たれて死んだんです。
拳銃で撃たれた場合は前回のブログに書いたラファもそうですしテレビのニュースなんかで見ると負傷しただけで助かる人もけっこう多いんです。
当たり所が悪いと死んじゃうんですけど助かる人もけっこう多いんです。
でもチノの場合は金のトラブルだったのか女絡みの話だったのか判らないんですけども怨恨関係の事件だったみたいで11発も9ミリ口径の .380ACP弾を撃ち込まれていたから助からなかったみたいなんです。
abarrotes (アバローテス)って言うのは辞書を引くと『食料雑貨店』とか言うような難しい言葉が出てると思うんですけど『萬屋(よろずや)さん』て言う意味なんです。
城太郎は奥さんのウメ星デンカさまの実家があるチープな下町でアバローテスの小商売を細々と商っていて城太郎とウメ星デンカさまが何とか3度のご飯を食べさせて貰ってるんです。
城太郎が住んでる通りは前回のブログにも書きましたけどお薬の路上販売所があるので他所の町から薬を買いに来た他所者の不良と地元の不良連中が良くケンカ騒ぎを起こすのでCalle de pleito (ケンカ通り)って言う仇名で呼ばれてるcalle (カジェ👉ストリート)なんです。
Calle de mafiosos(マフィア通り)って言う通りが城太郎が住んでる『ケンカ通り』の隣のカジェなんです。
calle (カジェ)って言うのは英語のストリートの意味です。
『マフィア通り』はマフィアのカルテル関係の人たちの住居とかアジトが多いカジェでこのストリートもけっこう発砲事件が多いんです。
城太郎の甥っ子のエビスたちがマフィア通りの中の長屋に住んでるし城太郎の昔からの付き合いのダチが多いから城太郎は良くマフィア通りに行ってエビスとバイクの話をしたりダチとダベリをしたりするんです。
城太郎は写真が趣味なんです。
マフィア通りの長屋とかはボロい建物が多いから被写体として凄く味があるから城太郎は良くマフィア通りに写真を撮りに行くんです。
初日の事件の時にマフィア通りに城太郎が行こうとしたら救急車とパトカーがマフィア通りにたくさん居たんです。
ケンカに拠る発砲事件だったみたいなんですけど負傷しただけで命に別状は無かったみたいなんです。
ところがその次の日の夜に城太郎が奥さんのウメ星デンカさまとテレビを観ていたら5発か6発くらい発砲音が聴こえたんです。
次の日に城太郎が奥さんのウメ星デンカさまから聞いた話では撃たれた人は僕の姑のローサの茶飲み友だちのセニョーラで病院搬送されたんですけど助からなくて死んでしまったらしいんです。
第3部(完)
第4部に続きます
初日の事件の時です。
こんな感じでした。
青いシャツとグレーのシャツの住人の人が現場の地面の血痕を見てます。
現場の長屋の隣がアバローテの萬屋さんなので警察官が聴き込みをしてます。
現場の長屋の入口です。
城太郎の顔見知りでお友だちの地元署の警察官の人たちです。