下町の交通ルールについて(4)
この写真は日本だと左側通行なので当たり前なんですけどメキシコは右側通行だからこう言う事は通常は有り得ない事なんです。
何が変なのかと言うと横断歩道の中を堂々とバイクが走ってると言う事は別としてもバイクの進行方向が逆なんです。
つまりこの人たちは1方通行の道路を逆走して来た人たちなんです。
上の写真で車椅子の標識の下にいる若者たちは車のウインドウ磨きとか車を運転してる人たちにガムとかチョコレートなどのお菓子を売る売り子の人たちで城太郎の顔見知りの人たちなんですけどこの逆走バイクのカップルの事を(とんでもねえ奴が居るなあ)みたい顔で見てます。
年がかなり離れた愛人のおばさんを若者がケツに積んで2ケツしてしかも2人ともノーヘルで何事も無かったように1方通行道路逆走の状態で少なくとも信号1つからあるいは信号2つくらい(400mから800m)を逆走して来て何事も無かったように横断歩道の上に乗り上げて画面左の横断歩道の前で法規通りに停止して信号待ちしてる車の人たちの前に何事も無かったように平然と割り込んで向きを変えて左右方向の信号が青になったら1番最初にスタートを切って反対側に渡るんです。
向きを変えて1番前に割り込んで信号待ちしてる所です。
横断歩道のど真ん中に堂々と居ます。
この人たちは常習犯ですからこのくらいの芸当は朝タコス前の永谷園のお茶漬けですからケロっとした顔で何事も無かったような感じです。
信号が変わったので1番あとから来たこの人たちがポールポジションからスタートして1番最初に道路を渡りました。
何故こう言う事をする人が居るのかと言いますと左折禁止の場所が多いので法律を守るとこの人たちは信号4つから5つくらいの距離をこの人たちの目的地と反対方向に走って正規に左折出来る場所で左折して反対側に渡ってもう1度左折して反対車線を戻らないといけないから時間とガソリンを浪費する事に成るからなんです。
それで時間とガス代を節約する為に逆走して来て反対側に渡る事が出来る道路の所で横断歩道に乗り上げて向きを変えると言う日本の原付きの2段階右折的な方法で反対側に渡るんです。
メキシコ人の名誉の為に書きますとメキシコ人全員が1通逆走と言う荒業をする訳ではないです。
九割くらいのメキシコ人は信号無視だとか飲酒運転はしても1通逆走はしないんです。
1方通行の逆走を常習してる人は人口比で言って1割くらいしか居ません。
たまにズルをする為に逆走する人を含めたら30%くらいには成るかも知れないんですけどあとの70%のメキシコ人は逆走しません。