城太郎は日本語教師の家庭教師をしてます
城太郎です
ご無沙汰しております。
城太郎が住んでるメキシコでも日本のアニメのマンガが凄く流行ってるんです。
(↑写真はネットの人からお借りしました)
城太郎が小学生の頃にはお母(おっかあ)とか城太郎より6歳上の姉ちゃん(ねいちゃん)に城太郎が漫画ばかり読んでると怒られたんです。
城太郎は少年サンデーの『伊賀の影丸』とか『おそ松くん』の漫画が好きだったんです。
昔は漫画が悪者にされてたんですけど今は日本のアニメ産業が1番外貨を稼いでいるらしいんです。
日本製品が外国で売れなく成って来た理由は円高とか製品のコスト高とかの理由が色々あるんでしょうけどもとにかく日本の車や家電製品などの物販の売れ行きが落ちている時にアニメ産業は頑張って外貨を稼いでくれてる訳ですから昔漫画の事を悪く言ってた人たちは漫画家の人たちや漫画オタクの人たちに謝らないといけないと思うんです。
城太郎自身は高校生に成った頃から漫画を読まなく成ったしアニメ映画とかも観てないから今の漫画にあまり詳しくないですし城太郎はじじいですから望月三起也先生の『ワイルドセブン』とかの昔の漫画の方が好きなんですけど今の漫画家の人とかアニメーターの人たちは新しい才能で凄くクリエイティブな仕事をして世界中に日本のマンガのファンを増やして経済効果だけではなくて文化的にも日本と言う国に凄く貢献している人たちだと思うんです。
日本のアニメから日本に興味を持ったり日本の事を好きに成る外国人が凄く沢山居るみたいなんです。
ポケモンは城太郎の娘が今31歳なんですけどこの娘が小学生の頃にポケモンのアニメを観てたので一緒に観たのが最初なんです。
スペイン語版のポケモンを観てたんですけどスペイン語版のテーマソングが凄く良かったんです。
(↑写真はネットの人からお借りしました)
Guardianes de la noche (夜の守護者)と言うタイトルに変わってます。
このマンガも城太郎は日本語版を観た事がなくて孫たちが観ているスペイン語版を観たから『鬼滅の刃』と言うオリジナルの日本語版のタイトルを知らなかったんです。
二ヶ月くらい前に城太郎が故買屋さんのお店のお姉さんとダベっていたら通りがかった近所のセニョーラに話し掛けられて「娘に日本語を教える家庭教師をして欲しい」って頼まれたんです。
城太郎はアバローテ(スペイン語、萬屋)の商売をしてますし裕福じゃないけど困窮もしてないから初めは面倒くさい気がしてあまりやりたくなかったんです。
お金が貧しい人が多い地区だから相場的に1時間50ペソくらいなんです。
城太郎が喫っているカタリーナって言う安い煙草が20本入りで1箱25ペソですから煙草2箱分なんです。
城太郎が初めてメキシコに来た当時に日本の本とか食べ物とか日本のビールとか柿の種なんかを買いに日本の人がやっているお店に行ったりしてたんです。
コロニア・ローマにある三笠さんの土屋会長とかコロニア・デル・バージェにある山本商店さんの山本会長とかは30年前の当時で既にメキシコ生活が20数年から30年近い人たちでしたから城太郎にとって大先輩に当たる人なんです。
「外国人の僕たちを受け入れてくれて住まわせてくれてる国だからって言う気持ちがないと駄目だよ」って言うような事をお2人とも仰言っていたんです。
城太郎もそう言う気持ちでメキシコに住んで右往左往しながらあわあわと生きて来たらいつの間にか35年経っちゃってたんです。
それでお金が安いとか面倒くさいとか言う考えを改めてメキシコにお世話に成って来たんだから少し恩返しをすると言うような大した事じゃないんですけど日本のマンガが好きで日本オタクに成って日本語を勉強したい子がいるなら少しお手伝いしようと思って1回1時間で週2回の個人授業を引き受けたんです。
ここが城太郎の生徒が住んでる長屋です。
大抵メキシコの長屋は平屋の1階建てなんですけどここは2階建てでスペインとかポルトガルの長屋みたいに上にも部屋がある作りで雰囲気がある建物でした。
こっちの側も二階建てに成ってました。
この人が生徒のお母さんで城太郎をスカウトしたセニョーラです。
この女の子が城太郎の生徒です。
『好きこそものの上手なれ』と言う事みたいで中々勉強熱心です。
「Pregunta.¿Que es Aoi sora?(質問、アオイ・ソラって何ですか?)」などと言って質問も良くして来ます。
日本語の主題歌を耳で覚えて歌ったりするし耳が良くて音感が良いから上達が速い気がします
こんな感じの事を教えてます。
城太郎自身が本とか学校でスペイン語を勉強しないで耳で覚えたのでその時の経験で今度は日本語を教えてます。
テレビのアニメを観ながらの授業です。
Guardianes de la noche (鬼滅の刃)は音声が日本語でsubtítulos (字幕版)だから耳で日本語に慣れるのにはいい感じです。
ナルトの方はdoblaje (吹き替え版)だから登場人物がスペイン語でセリフを言うのであまり勉強には役に立たない感じです。
週に100ペソのお金だから煙草銭なんですけど勉強する熱意がある人を教えるのは気持ちが良いので城太郎も近頃は教える事に熱が入って来ました。
日本のマンガやアニメを通して日本に興味を持って日本の事が好きに成って日本語を覚えたいと思う人が増えて来た事は日本人として嬉しいです