流れ流れてメキシコで生きてます

城太郎が見たメキシコのブログです

ロサンヘレス・アスレスのクンビアを城太郎は良く聴いてます

 

 

城太郎はクラシックは苦手なんですけど商業音楽のポピュラーミュージックだったら大体ほとんど全てのジャンルの音楽を聴くんです。

 

城太郎が買うのはクローンのCD/DVDなんです。

Los éxitos de Reguetón (レゲトン・ベストヒット)だとか100 éxitos de Cumbia (クンビア・ベストヒット100)とか言う感じで1枚のCDとかDVDに100タイトルくらいの曲が入っていてメトロの車内のCD売りの人とか町の中にある屋台の人から買う値段で1枚10ペソ(約60円)なんです。


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城太郎はテキ屋バスに乗って安売り地区のテピートに行ってまとめ買いをするからテピートの枚数買い値下げシステムを利用してもっと安く買うから音楽CDとかDVDを凄くたくさん持ってるんです。

 

枚数に拠って1枚単価の値下げ率が違うんですけど50枚以上買うとCDでもDVDでも1枚単価が5ペソ(≒30円)まで下がるんです。

 

城太郎はクンビアだったら何でも聴くんです。

クンビアの女王マルガリータ姐さんなんかのガチな感じのオーセンティックな濃いクンビアとかロッシー・ワール姐さんなんかのテクノ・クンビアも城太郎は好きで聴くんですけど近頃のメキシコのクンビア・ソニデロって言うかクンビア・メヒカーナも聴くんです。

 

Los Ángeles Azules (ロサンヘレス・アスレス)をWikipediaで調べるとメキシコのクンビア・ソニデロ(クンビア・メヒカーナ)のバンドとか書いてあるんですけど城太郎はそう言うジャンル分けが良く判らないんです。

Wikipediaにはジャンル : クンビア・ソニデロ、リージョナル・メキシカンとか書いてあって良く判らないんです。

リージョナル・メキシカンの意味が城太郎には判らないんです。

 

城太郎的には他のクンビア・ソニデロのグループの人たちとロサンヘレス・アスレスの曲のスタイルは少し違う感じがするんです。

 

ロサンヘレス・アスレスのリリースした曲は全部がヒットしてるんですけど曲のスタイルが全部違うんです。

 

例えばカントゥリーミュージックなんかでもハンク・ウィリアムスだとかポーター・ワゴナーとかジョニー・キャッシュなんかのガチなオーセンティックなカントゥリーから段々と垣根を取って他のジャンルの音楽とクロスオーバーさせて来てフュージョンって言うのか用語が城太郎は良く判らないんですけど凄く幅が広がって来たと思うんです。

 

エルビス・プレスリーなんかがロックとヒルビリーを合体させてロカビリーって言うようなスタイルって言うかジャンルを作って幅を広げて来てZZ Topとかのサザンロックとかレッドネックロックとか幅が広がって来てボニー・タイラー姐さんみたいなロックバラード的な人も居てカントゥリーミュージックのジャンルの定義って言うのが城太郎は良く判らないんです。

 

ロサンヘレス・アスレスは他のジャンルの音楽と合体させて色んなスタイルの新しいクンビアを演奏してるグループなんです。

ロサンヘレス・アスレスがリリースした曲は全部ヒットしてミリオンセラーを記録してるんです。

 

『Nunca es suficiente』の検索ワードでGoogle検索をしますとWikipediaには『それは決して充分ではありません』とか言う変な日本語訳が出てるんですけど機械の電子翻訳だから変な感じなので『いつも不満なのよ』と言うタイトルに城太郎が意訳してみました。

 

この歌を城太郎が初めて聴いたのはどこのビリヤード場だったか忘れちゃいましたけどビリヤード場で掛かっていたのを聴いたんです。

 

初め城太郎はこの歌がクンビアと思わなかったんです。

何て言うか歌詞をスペイン語で歌ってるフレンチポップスっぽいメロディの歌でクンビアっぽくない感じだったから城太郎はフレンチポップスっぽいお洒落な感じのポップスだと思ったんです。

 

¡De Iztapalapa al mundo!...Los Ángeles Azules!(イスタパラパから世界ヘ!ロサンヘレス・アスレス!)って言う紹介をライブの時に良くされてるんですけどもロサンヘレス・アスレスはメキシコシティのスラム地区のイスタパラパ出身のバンドなんです。

 

ロサンヘレス・アスレスの人たちはイスタパラパから出て行ってキャリフォーニア州とかメキシコ人のチカーノ地区だけでなくてクンビアに馴染みが無いニューヨークの人たちにもヒットさせてクンビアと言う物を認知させたんです。

アメリカで流行ってからメキシコに逆輸入される感じに成ってメキシコからコロンビアとかアルへンティナなんかのスペイン語圏で大ヒットしたらしいんです。

 

スタパラパ区はメキシコシティ16区の中で1番犯罪発生率と殺人事件発生率が高い地区なんです。

14、5歳の武装強盗団が夜中に大型スーパーに盗みに入って通報で駆け付けた警官隊と銃撃戦をするような粗い土地柄らしいんです。

 

城太郎はイスタパラパに住んでる訳じゃないから詳しくは知らないんですけども城太郎の甥っ子のエモスって言う奴がイスタパラパのcentral de abastos (卸売り市場)で働いてるから何回か遊びに行った程度なんですけど城太郎的にはイスタパラパはテピートよりもヘビーな感じの圧を醸し出してる土地と言う感触を持ってるんです。

 

ロサンヘレス・アスレスはイスタパラパ出身のメヒーア家って言う家族とメヒーア家の親戚とか友だちで結成したバンドらしいんですけどヘビーなスラム地区の人たちがこう言うきれいな曲を作るのは凄い事だって城太郎は思いました。

 

ロサンヘレス・アスレスはアルバムに拠ってメンバーの数が増えたり減ったりして流動的なんですけど楽器の人以外でボーカルの人の後ろで踊りながらサビの部分でハモリのコーラスを入れる女の人たちも入れたら10数人のグループなんです。

 

他のジャンルの歌手の人とコラボして外部の歌手の人にメインボーカリストを任せるスタイルが多いんです。

それでその歌手の人のジャンルの歌と合体させるから毎回違うスタイルの曲に成るみたいなんです。

 

アルへンティナのレゲトンの歌手の人とコラボしてレゲトンぽいクンビアを作ったり色んなアイディアを出すグループなんです。

 

ヌンカ・エス・スフィシエンテの曲はメキシコ人歌手のナタリア・ラフォルカーデさんとのコラボなのでフレンチポップスっぽいクンビアに成ったみたいなんです。

 

♫....Yo quisiera hacerte más feliz...(私はあなたを幸せにしてあげたかった...)の歌詞の部分でナタリアさんはYo(私)の発音を『ジョ』でなくて『ヨ』で発音してるんです。

「ヨ、キシエラ・アセールテ・マス・フェリース」って発音してるんです。

 

Yoの発音を『yo(ヨ)』って発音するのはスペインの首都のマドリ−とマドリ−文化圏のレオン地方の人たちだけらしいんです。

 

城太郎の御姑さまのローサはアンダルシア人だから「Buenas noches (ブエナス・ノーチェス👉こんばんは)」の発音を「ブエナ・ノーチェ」って発音するアンダルシア訛りなんですけどYoの発音はメキシコ人やメキシコ弁のルーツのスペインのバレンシアの人たちの発音と同じで「yo(ジョ)」って言ってるんです。

 

城太郎の考えなんですけど普通のオーソドックスなクンビアの場合だったらメキシコ弁とかコロンビア弁で「yo(ジョ)」って言った方がクンビアのメロディに合うしメキシコ女とかコロンビア女の鉄火肌の姐さんたちの心意気みたいなものに合うから「ジョ」の方が気合いが入っていいと城太郎は思うんですけどヌンカ・エス・スフィシエンテの歌はフレンチポップスっぽいお洒落な感じのアーバンな感じの歌だからナタリアさんの発音の「yo(ヨ)」の方が合うような気がしました。

 

Natalia Lafourcade (ナタリア・ラフォルカーデ)さんはメキシコシティ生まれのメキシコ人なんですけどマドリ−から移民して来た人の家系なのか城太郎にはナタリアさんの家の事は判らないんですけどナタリアさんの言葉にはスペインのマドリー訛りがあるんです。

 

Nunca es suficiente、城太郎は好きな歌です。

ロサンヘレス・アスレス、城太郎好きです。

 

※写真はYouTubeの人からお借りしました。

 


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ジュカタンのプエルト・バジャルタのライブのYouTubeのビデオから画像をお借りしました。


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プリメラ・トロンペータ(第1トランペット)のこの人が曲の1番初めにトランペットで前奏のイントロをリードするんですけど凄くいい感じです。


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ナタリア・ラフォルカーデさんです。


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このおじさんとお姉さんは踊りをする人たちです。


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